軟骨異栄養症の治療


④外科的治療:上肢・下肢

近年の骨延長治療


 最近の医学の進歩により、煩わしい創外固定器装着の期間をできるだけ短くする工夫が現実のものとなっています。比較的簡単な手術で、延長終了後すぐに特殊なプレートで延長部を固定し、創外固定器を外す方法(図4)だと固定器装着期間は従来の1/3~1/2に短縮できます*。また、延長した仮骨をできるだけ早く成熟させるために、骨の元になる細胞(骨芽細胞)を自分の骨髄から採取し、培養して延長部に注入する方法も行われています**
 


*    浅海浩二, 三谷 茂, 遠藤裕介, 他: 仮骨延長術後にLCPを用いたMIPOの経験. 日本創外固定・骨延長学会雑誌 17: 1-4, 2006
**   鬼頭浩史, 北小路隆彦, 土屋廣起, 他: 培養骨髄細胞移植を併用した脚延長術. 再生医療 4: 164-169, 2005

北野 元裕 / 国立病院機構大阪医療センター 整形外科
(清野 佳紀監修 : 改訂版骨の病気と付き合うには,メディカルレビュー社 : 72,2010)

 


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