骨形成不全の治療


今後解決すべき問題点

投与量と投与期間


投与量・投与期間については、多くの報告では9mg/kg/年で投与が行われており、乳幼児では2か月周期、学童では3~4か月周期の投与法が行われています。しかし、この投与法が最適かどうかは検討の余地があると思います。
 いつまで投与を続けるかについても結論は出ていません。確かに、骨折予防の観点からは少なくとも骨塩量が正常域に達するまで行うべきであると考えられま すが、骨塩量増加は2~3年でほぼ頭打ちになることからすると、2~3年、長くて5年程度でいったん中断した方が良いのかもしれません。また、パミドロン 酸二ナトリウム治療の中断後、1~1.5年後には骨塩量の低下や骨折率の上昇が起きるので、治療の終了後も定期的な診察で、治療の再開や内服製剤の投与を 考えるべきです。
 

田中 弘之 / 岡山済生会総合病院小児科 診察部長
(清野 佳紀監修 : 改訂版骨の病気と付き合うには,メディカルレビュー社 : 198,2010) 

次のページへ >>



JP/NT/0317/0052